宮田俊哉のオタクエピソード12選！愛が深すぎる伝説を解説

Kis-My-Ft2のメンバーとして知られる宮田俊哉さんのオタクエピソードと聞いて、あなたはどのような話を思い浮かべますか。彼のオタク伝説は数知れず、特に事務所を巻き込んだラブライブ事件や、プライベートでの数々のラブライブ目撃情報はファンの間では非常に有名です。

一方で、近年の活動も目覚ましく、アニメ「パリピ孔明」の踊ってみた動画が高い評価を受けるなど、その勢いは止まりません。彼が熱く語るアニメの推しや、大切にしているおしキャラへの深い愛情、そして時には自身のオタク活動が招いたラブライバーの危機と、それを乗り越えたファンとの絆など、その活動は多岐にわたります。

この記事では、宮田俊哉さんの数々のオタクエピソードを深掘りし、彼がなぜこれほどまでにファンやアニメファンから愛されるのか、その魅力の核心に迫ります。

この記事でわかること

衝撃の宮田俊哉 オタクエピソードまとめ

全てがガチ！宮田俊哉のオタク伝説

宮田俊哉さんがジャニーズ随一のアニメオタクとして知られるようになった背景には、彼の固い決意がありました。もともと、アイドルという職業柄、オタクという趣味を表に出すつもりはなかったそうです。

この転機となったのは、同じくKis-My-Ft2のメンバーである玉森裕太さんのブレイクです。かつてJr.時代には共に怒られることが多かった二人のうち、玉森さんがドラマ出演を機に注目を集め始めました。周囲からの「宮田も頑張らないと」という声に、宮田さん自身も強い焦りを感じていたと語っています。

そこで「怒られることを恐れず、何か挑戦しなければならない」と考えた宮田さんが思いついたのが、自身の好きなことであった「ヲタ芸」をステージで披露することでした。この挑戦が観客に大いに受け、会場は凄まじい盛り上がりを見せます。これをきっかけに、宮田さんは自身のアイデンティティとして「アニメオタク」を公言するようになり、現在のキャラクターを確立していきました。

このように、彼のオタク伝説の始まりは、単なるキャラクター設定ではなく、グループ内での自身の立ち位置を模索した末の、覚悟を持った挑戦だったのです。

有名すぎるラブライブ事件の顛末

宮田さんのオタクとしての真剣さを語る上で欠かせないのが、通称「ラブライブ事件」です。これは、彼がアニメ『ラブライブ！』のコンサートに参加するために、事務所に嘘をついて仕事を休んだという、今や伝説となっているエピソードを指します。

ある時、どうしても参加したい『ラブライブ！』のコンサートがあった宮田さんは、マネージャーに「外せない家の用事がある」と伝えて休みを取得しました。そして、アニメTシャツを着用し、全身をグッズで固めるというフル装備で会場へ向かいます。しかし、アイドルとしてのオーラは隠しきれず、すぐに他のファンに「宮田くんだ！」と気づかれてしまいました。

その結果、彼の姿は写真付きでSNS上に拡散され、瞬く間に事務所の知るところとなります。コンサート終了後に携帯電話を確認すると、事務所から40件以上もの着信履歴が残っていたそうです。後日、事務所に呼び出された宮田さんは、「君はファンから追いかけてもらう立場なのだから、誰かを追いかけるのはおかしいのではないか」と厳しく注意を受けました。

この一連の出来事は、プロのアイドルとしての自覚を問われる行動ではありました。ただ、彼の純粋な作品への愛情とファンの立場に立った行動が、逆に多くの人々の共感を呼び、宮田さんの人気をさらに高める一因になったと考えられます。

プライベートでのラブライブ目撃情報

宮田さんのオタクぶりは、テレビ番組での発言だけに留まりません。彼の熱意は、数多くのプライベートでの目撃情報によって裏付けられています。特にアニメ『ラブライブ！』関連のイベントでは、彼の姿が頻繁に確認されていました。

例えば、作品のグッズで全身を固め、イベント物販の長蛇の列に一般のファンと共に並んでいる姿が何度も目撃されています。大雪の中で開催されたコンサートにもプライベートで参加するなど、その行動力は本物です。また、オタクの祭典である「コミックマーケット（コミケ）」にも足を運んだことがあると公言しています。

特筆すべきは、イベント会場でファンに気づかれた際の対応です。宮田さんは嫌な顔一つせず、握手に応じるなど、同じ作品を愛する「仲間」として非常に丁寧な対応を見せることで知られています。このような行動が口コミで広がり、「宮田くんは本物のオタクだ」という共感と信頼を生み出しました。

ただ単に好きだと公言するだけでなく、実際に行動で愛情を示し、ファンと同じ目線で作品を楽しむ姿勢こそが、彼が「宮田ニキ」としてアニメファンからも慕われる大きな理由です.

オタ活自粛？ラブライバーの危機とは

宮田さんのオープンなオタク活動は、時に事務所との軋轢を生むこともありました。前述の通り、アイドルの立場でありながら熱心にイベントへ通う姿が度々話題になった結果、事務所のマネージャーからオタク活動を自粛するようにと、いわゆる「オタ禁」を言い渡された時期があったのです。

これは、宮田さん本人にとって、そして彼の活動を見守るファン、通称「ラブライバー」たちにとっても大きな危機でした。この話がメディアを通じて広まると、事態は思わぬ方向へ動きます。宮田さんのファンや、彼と同じ『ラブライブ！』を愛するファンたちが、SNS上で団結し始めたのです。

「宮田くんが事務所に怒られずにオタ活できるようにしよう」「宮田の危機は俺たちの危機だ」「これからは宮田くんの写真を撮ってもネットに上げないようにしよう」といった呼びかけが自然発生的に広がり、「宮田さんのオタク活動を皆で守ろう」という暗黙の了解がファンの間で形成されました。

この出来事を知った宮田さん自身も、「彼らに助けられている」とラジオ番組で感謝を述べています。事務所からの圧力という危機に対し、ファンの団結力が彼の活動を支えたこのエピソードは、アイドルとファンの間に生まれた新しい形の絆を示す、心温まる物語として知られています。

宮田俊哉が愛するおしキャラを紹介

宮田さんが愛情を注ぐ「おしキャラ（推しキャラ）」は数多く、そのジャンルも多岐にわたります。彼の口から語られるキャラクターへの愛は非常に深く、それぞれの作品へのリスペクトが感じられます。

ここでは、特に有名な宮田さんのおしキャラをいくつか紹介します。

声優挑戦へのリスペクトと努力

宮田さんのアニメ愛は、ファンとして楽しむだけに留まりません。彼は声優という職業に深いリスペクトを抱いており、自身が声の仕事に挑戦する際には、驚くほどの真摯な姿勢で臨んでいます。

その代表例が、2020年に公開された『劇場版BEM～BECOME HUMAN～』への出演です。主人公の親友という重要な役どころのオファーを受けた宮田さんは、「声優をやるからには、きちんと学んでから挑戦したい」と考え、なんと声優養成所の門を叩きました。

指導にあたったのは、『ルパン三世』の石川五ェ門役などで知られる実力派声優の浪川大輔さんです。宮田さんはアイドルとしての多忙な仕事の合間を縫い、夜11時から発生や滑舌などの基礎訓練に励み、アフレコに備えました。このエピソードは、宮田さんが声優の仕事を単なるタレント活動の一環ではなく、一つの専門職として真剣に捉えていることの証明です。

その後もアニメ『BanG Dream! It's MyGO!!!!!』や、2024年放送の『キン肉マン』完璧超人始祖編では長年の夢であったブラックホール役を射止めるなど、声優としてのキャリアを着実に積んでいます。作品への愛情と、プロフェッショナルへの敬意を忘れない姿勢が、彼を新たなステージへと導いているのです。

愛が深い宮田俊哉 オタクエピソード集

宮田の熱いアニメの推しトーク

宮田さんのアニメへの情熱は、特定の萌えアニメだけに向けられているわけではありません。彼のトークからは、少年漫画から話題の新作まで、幅広いジャンルの作品に対する深い知識と愛情がうかがえます。

例えば、とある番組で「僕は『HUNTER×HUNTER』を読むために生まれてきた」と断言したり、「ジャンプを読まないなら日本から出ていけ」と冗談めかして語ったりするなど、その発言は常に熱量に満ちあふれています。これらの言葉は、彼の漫画・アニメ全般に対する深いリスペクトと、ファンとしての純粋な気持ちの表れです。

また、宮田さんは「仕事になるから」という理由でアニメを視聴することはしないと公言しています。あくまで自分が心から「面白い」「語りたい」と思えるものだけをファンに紹介するというスタンスを貫いています。この真摯な姿勢が、彼のアニメトークに説得力をもたせ、多くのアニメファンからの共感を集める理由となっています。

最近では、人気アニメ『【推しの子】』第2期の主題歌アーティストが発表された際に、自身のSNSで驚きと興奮のコメントを投稿するなど、常にアニメ界の最新動向をチェックし、一人のファンとして楽しむ姿を見せてくれています。

「パリピ孔明」踊ってみたも話題に

宮田さんのオタク活動は、近年さらに進化を遂げています。その象徴的な出来事が、人気アニメ『パリピ孔明』のオープニングテーマ「チキチキバンバン」の“踊ってみた動画”です。

宮田さんはこの動画を自身のSNSアカウントで公開。すると、そのダンスのクオリティの高さが瞬く間に話題となり、アニメファンやダンスファンを巻き込んで大きな注目を集めました。彼はこの動画について、「好きすぎて、ジャニーズ22年で培ったスキルをすべて注ぎました」と語っており、その言葉通り、キレのある動きから豊かな表情まで、プロのアイドルとしてのパフォーマンス能力が遺憾なく発揮されています。

この動画が特に称賛されたのは、単なる流行への便乗ではなく、作品への深いリスペクトが感じられた点です。ダンスの振り付けはもちろん、キャラクターの雰囲気を捉えた表現力は、彼が『パリピ孔明』という作品を深く理解し、愛しているからこそできるものでした。

このように、自身のアイドルとしてのスキルと、オタクとしての情熱を融合させた新たな表現方法は、宮田さんの新境地と言えます。アニメファンにジャニーズのパフォーマンスの凄さを伝え、アイドルファンにアニメの魅力を伝える、まさに両者の架け橋となる活動です。

Snow Man佐久間とのオタク仲間

宮田さんのオタクとしての人柄を語る上で、後輩であるSnow Manの佐久間大介さんとの深い友情は欠かせません。同じくジャニーズきってのアニメオタクとして知られる佐久間さんとは、アニメという共通の趣味を通じて意気投合し、公私にわたる親密な関係を築いています。

二人の仲の良さは数々のエピソードで証明されており、一時期は週に5日も一緒に食事をしながらアニメ談議に花を咲かせていたほどです。一緒にアニメグッズを買いに行ったり、LiSAさんのコンサートに参戦したりと、その行動はまさにオタク仲間のそれです。

佐久間さんは宮田さんのことを「尊敬している先輩」と公言しています。その理由の一つに、宮田さんがジャニーズ事務所内で「アニメオタク」という前例のないキャラクターを貫き、自らの力でアニメ関連の仕事を切り拓いてきたことがあります。かつては事務所から反対されながらも、信念を曲げずに道を切り拓いた宮田さんの姿は、佐久間さんにとって大きな目標となっているのです。

お互いの出演番組で名前を出し合ったり、時には二人でテレビ番組に出演したりと、彼らの関係はファンにとっても微笑ましいもの。先輩後輩という関係を超えた、固い友情で結ばれた「オタク仲間」として、互いに良い影響を与え合っています。

ジャニーズのオタクキャラ開拓者

Jr.時代からデビュー後しばらくの間、宮田さんはKis-My-Ft2の中でも比較的控えめな立ち位置にいるメンバーでした。しかし、彼はグループが輝くために自分に何ができるかを常に模索し続けていました。その結果、彼が辿り着いたのが「オタク」というキャラクターであり、これはジャニーズの歴史においても画期的なことでした。

彼の功績について、メンバーの横尾渉さんは「Kis-My-Ft2のパイオニア」だと評しています。横尾さんによれば、メンバーのテンションが上がらない日でも宮田さんが笑顔で現場を盛り上げ、コンサートでは彼のヲタ芸が何度も会場の起爆剤になったと言います。この言葉には他のメンバーも全員同意しており、宮田さんの努力と人柄がグループにとっていかに重要であったかが分かります。

アイドルがアニメやゲーム好きを公言することが今ほど一般的でなかった時代に、彼は自らの趣味を武器に変え、新たなファン層を開拓しました。彼の活動によって、それまでジャニーズに興味がなかったアニメファンがKis-My-Ft2に関心を持つという現象も起きました。

最初は手探りだったオタクキャラという道は、今や彼の確固たるアイデンティティとなり、グループにとっても欠かせない武器となっています。宮田さんは、まさにジャニーズにおける「オタクキャラ」の道を切り拓いた、真の開拓者なのです。

進化する宮田俊哉 オタクエピソード

この記事を通して、宮田俊哉さんの数々のオタクエピソードとその背景にある彼の人間的魅力について解説してきました。彼の活動は、一つのジャンルに留まることなく、常に進化し続けています。

最後に、彼のオタクとしての輝かしい軌跡と、これからへの期待を込めて、重要なポイントをまとめます。

• 宮田俊哉のオタク活動は単なるキャラではなく真の愛情が原動力

• 有名な「ラブライブ事件」は彼のガチオタぶりを象徴する伝説

• プライベートでのイベント参加やファンへの神対応が共感を呼ぶ

• オタ活自粛の危機をファンの団結が救った心温まるエピソードがある

• 園田海未やイリヤなど数多くの「おしキャラ」への愛が深い

• 声優挑戦の際は養成所に通うなど仕事へのリスペクトを欠かさない

• 『キン肉マン』で念願のブラックホール役を射止める夢を叶えた

• 「パリピ孔明」の踊ってみた動画で新たな表現方法を確立

• アニメトークは常に熱量が高く作品への純粋な愛に満ちている

• Snow Manの佐久間大介とは公私にわたる固い友情で結ばれている

• ジャニーズ内で「オタクキャラ」という道を切り拓いたパイオニア的存在

• 彼のヲタ芸や明るさがグループの危機を何度も救ってきた

• アニメファンとアイドルファンの架け橋となる重要な役割を担う

• 「好き」という気持ちを貫く真摯な姿勢が多くの人を惹きつける

• 彼のオタクエピソードは今後もさらに進化し続けるだろう